DAB的2019年上半期ベストコスメ
こんにちは。気が付けば2019年も半年が経とうとしています。早いものですね。なんだか年々月日が経つのが早くなっているような…。
今回は重い腰を上げて、上半期のベストコスメについて書こうと思います。2018年ベストコスメはさぼりましたからね、ええ。
とは言っても2019年上半期、それこそここ最近はコスメ熱が再燃していますが、前半戦は全くコスメに興味が持てず、何か月も同じメイクをしていたのであんまり面白みのないベストコスメになっているかもしれません。また、今回の記事は長めとなっております。温かい目でご覧くだされば幸いです。
さて、今回もベストコスメの定義を先に申しておきますと、私の場合は”発売時期、限定・定番にこだわらず、その期間に自分がよく使用したもの、また心動かされたもの”としています。数の指定も特にしていません。すでに手に入らないものも候補に挙がってしまっていることはご了承ください。
今回のベストコスメはこちら。
使用感がえげつないやつとかもあるんだけど、それはごめんなさい。それだけ好きだったということで…。
1、MiMC BBバーム ヌーディーベージュ
前述したとおり、特に1月~4月は全くメイクする気が起らず、ファンデーションにこだわる気にもならず、とにかく軽くて肌負担の少ないものがいい、ということでこれをずっと使っていました。これにフェイスパウダーだけの時もあったし、illamanquaのパウダーファンデーションを重ねる時もありました。特に崩れも気にならなかったですし、カバーしすぎずナチュラルな肌を作ってくれるのがとても気に入っていました。MiMCのリキッドリーは私には艶過剰なのですが、これはそんなこともなく、これプラスフェイスパウダーでセミマットな肌を作れるという点も良かったです。
2、ADDICTION プライマーアディクション
なんの変哲もない保湿系のプライマーです。特に毛穴を埋めるだとか肌のトーンを上げるだとかそういう効果はないのだけれど、肌を保湿しファンデーションのノリをよくする、というシンプルな機能がとても気に入っていました。私はベースメイクに厚塗り感が出るのがとても嫌いで今までは下地すら使っていなかったのですが、これと出会ってからは下地を塗るようになりました。保湿系といっても過剰に保湿するというわけではなく、肌を良い状態に持っていくという感じなので本格的な夏場以外は使いやすいんじゃないかな、と思っています。
3、FENTY BEAUTY KILLWATT METAL MOON
これは去年からずっと使っているのですが、本当にお気に入り。艶過剰にならないけれどちゃんと顔にメリハリをつけてくれる、顔がパッと明るくなる、粉がとても柔らかい、など挙げきれないほどいいところばかりです。とても好き。ハイライトが底見えするなんて初めての体験です。ホワイトベースにゴールドパールが入っています。以前マシュマロでゴールドパールが顔から浮く、と仰っていた方もいたのでブルべさんは要注意かもしれないですが、私は大丈夫でした。つけすぎると顔が白くなります。
4、ADDICTION ザ ブラッシュ 033 Rose Land
画像より実際はもう少し落ち着いたトーンのローズブラウン。4月に発売されたコレクションの限定だったと思います。私はチークを入れる位置が少し低めで、頬骨のちょっと下あたりなんですけど、そこにこれを斜めに乗せるとかわいすぎず大人すぎず、いい塩梅の頬になるので気に入っていました。というかこれを買ってからはこれしか使っていなかった。マットなところもお気に入りです。
5、CHANEL レベージュ ルガール DEEP
底見え具合からもわかると思うのですが、非常に気に入って1月~4月はこれしか使っていなかったです。一番上の微かにグレーの混ざったベージュが特に良い。この色をベースに仕込むと目元に深みが出ます。この色を全体に乗せてから、左下を二重幅、下瞼に乗せて、右中央をライン代わりに目の際に乗せるというマットメイクに本当にはまっていました。私はマットメイクが一番似合うんだな、と気付かせてくれたのはこのパレットです。去年の5月に発売された限定物なのですが、なぜ限定にしたのか教えてほしい。本当に良い色です。
6、PAT McGRATH LABS EYEdols Eye Shadow Statuesque
patから出た念願のシングルシャドウ。ラメやシマーのものが多いのですが、是非皆さんにはこれを買ってほしい。先ほどのCHANELのDEEPの一番上同様に瞼全体に乗せて瞼に深みを出す要員として使っていますが、とても使いやすい。特筆すべきはその粉質。めちゃくちゃいい。少ししっとりとした粉で、とてもぼかし易い。マットのアイシャドウって薄くきれいにぼかすのってなかなか苦労すると思うのですが、これは簡単にぼかせます。境目もきっちりぼける。ムラにもなりにくい。いままでのパレットのマットは何だったの???って思うくらい進化してます。なのでアイメイクが終わった後にちょっと境目が気になるときなんかはこれで簡単に手直ししてます。私の手持ちのマットアイシャドウの中で一番の粉質だと思っています。
7、PAT McGRATH LABS FetushEyes Mscara
マスカラにあんまりこだわりがなかった私の中で革命が起きたマスカラ。とにかくボリュームが出ます。とても印象的なまつ毛になる。下手するとだまになっちゃうくらいにはボリュームが出るものです。どちらかというと繊細で儚げな睫毛のほうが好きで、マスカラをしないことも多かったのですが、これに出会ってからは欠かせなくなりました。強い睫毛ってかっこいいね、と思わせてくれたものです。あと、目が大きく見える…。
8、NARS パワーマットリップピグメント somebody to love
パワーマットは結構持っているのですが、個人的にこれが一番使いやすいです。リップは彩度低めにしたいけれどなんか色が欲しい、というときによくこれを使います。というか私は基本的にリップは彩度低めが好きなのですが。ブラウンリップじゃ色が足りないときに大活躍します。くすんだピンクなので結構好きな人も多いんじゃないだろうか。くすんだピンクでワントーンメイクをするときなんかに口元にこれを持ってくると甘すぎないけどなんかかわいくなります。
9、TOM FORD リップ カラー マット イン ディープ
マットな赤茶の口紅。かなり深みのある色で、秋向きでは???という色味なんですが気にせず春先にも使ってました。顔が締まります。ダークなブラウンアイメイクにチークレスでこれを使うとかっこいい顔になります。人からいただいたものなのですが、本当によく好みをわかっていらっしゃる…。唇に印象を持っていきたいとき、色が欲しいけど彩度や明度が高い色は使いたくないとき、なんかにおすすめです。赤茶なのに、顔の温度が下がります、不思議と。
10、GIVENCHY アンクル・アンテルディ 08
これは買ったばかりなのですが、あまりにも気に入ってしまったのでご紹介します。モーブブラウンというのかな…?少しパープリッシュなブラウンです。私のブラウンリップコレクションの中でも割と珍しい色。顔の温度を一気に下げてくれます。薄く塗ってもかわいくて、不思議な色の唇にしてくれます。多分ブルべ向きのブラウンリップだと思う。下手したら藤木君になっちゃうような色です。でも私の顔にはとにかくはまってくれて、これを塗るだけで一気にお洒落感が出るので、最近は専らこれです。あと、全然落ちない。びっくりするくらい落ちないです。なので飲みに行くときにとても重宝しています。
いかがでしたか。以上10点が私が選んだベストコスメです。フェイスパウダーや眉メイクなんかはもうtwitterや過去のブログで何度も絶賛しているものを延々と使い続けているので今回は除外しました。
下半期も素敵なコスメとたくさん出会いたいですね。皆さんのベストコスメの紹介も楽しみにしています。
それでは。
パーソナルカラー診断を受けてきた話
先日パーソナルカラー診断を受けてきました。
最近では一時期よりSNS上でもパーソナルカラーというものが受け入れられてきているようで、以前あったようなパーソナルカラーに傾倒しすぎるあまりパーソナルカラー診断を押し付けるような動きや、逆にそれに歯向かうかのように好きな色をまとって何が悪い!?といった語気の荒い意見を目にすることも少なくなったように思います。
雑誌なんかでも、パーソナルカラーの本意とはずれてしまっていることもありますが、パーソナルカラーそれ自体は取り上げられることが多くなりましたよね。
ここいらで自分のベストカラーくらい知っていてもいいんじゃないかな?という気持ちになったので割と軽いノリで受けに行ってきました。
私が受けたのは16分割の診断で、下の画像のように細かく診断してくれるところに行きました。セカンドの診断はありませんでした。
結果から言うと、ソフトサマーでした。16分割でいうと、一番はまるのはサマーのlight、つぎにサマーのsoftとのことでした。
鮮やかな色、深い色、黄色みが強い色はことごとく相性が悪く、ドレープを当てると確かに黄色みが強いものなんかは特に顔色がくすんだり、具合が悪そうになったりしました。サマーカラーでも鮮やかなものは色の主張に負けてしまい、馴染みが悪かったです。ベーシックカラーでいうと、ベージュ・茶色より黒、それよりグレーがいいとのことでした。
逆に明るい水色やラベンダー、ライトグレー、ライトピンクなんかは特によく似合っていて、顔色も明るくなりましたし、輪郭がはっきりとし痩せて見えるとのことでした。
診断が下って、まず思ったのがブラウンだめなんだ…ということ。私はブラウンメイク、特にブラウンリップの顔のトーンが落ちて一見暗そうに見えるあの雰囲気が気に入っていて好んでよくメイクしていたので、少し残念でした。
また、私は普段あまり明るい印象に仕上がるような服装やメイクをしないので、ある程度の困惑がありました。
アナリストさんが用意していたlight、softサマー向けの洋服の切り抜きなんかも見せていただきましたが、どれもさわやかで明るく、私の演出したい雰囲気とは少し外れたものが多かったのです。
半面うれしかったのは、くすみカラーが得意だと言われたこと。くすんだ色味の服が好きでよく着ていたのでそれが大丈夫と言われたときは安心しました。
私が似合うと言われたカラーのドレープはこちら。
ある程度の悩みを抱えつつ、先日美容院に行ったときに美容師さんにそれとなくパーソナルカラー診断を受けたことを話しました。その美容師さんは撮影なんかでヘアメイクもされている方なのですが、その方が仰るには全部をパーソナルカラーで固めたメイクをするよりかは少し外した色を使うことで顔にメリハリが出来ておしゃれに見えるよ、とのことでした。
それを聞いて何となくくすぶっていたものが晴れたというか、結局好きなメイクしていいんだな、という気持ちになったというか。
例えば、ブラウンリップを使いたいなら、目元を得意な色で仕上げるとかそういう自分なりのやり方がいろいろあるんじゃないかな、と思いました。得意な色を知っていることで、外しすぎるのを防げるし、逆に好きな色を際立たせて使うことができます。
要は使いようですね。好きなアイテムがあるのなら、それをあきらめる必要はないし、変にパーソナルカラーに気を使いすぎてメイクやファッションが楽しくなくなっても意味がないし。パーツごとにバランスを見てメイクするというのはいままでのやり方となんら変わりはないので、結局整合性をとっていくというのが大事になってくるのかな、と。その統一感の中で、あるパーツだけ外したりして遊ぶことでそこがポイントになってきて楽しめるんじゃないかと思います。
また、個人個人がまとっている雰囲気ってあるじゃないですか。それって結構重要なものだと考えていて、そこから全く外れたメイク、ファッションをする必要って全くないと思うんですよ。
結局、なにをするのも自分なので、パーソナルカラーを取り入れていくって発想が一番息がしやすくていいんじゃないかなと結論付けました。
診断は受けてみてよかったです。やはり似合う色を知っておくに越したことはないと思うので。自分に似合う色をうまく自分に落とし込んで使っていければなあ、と思っています。
しばらくパーソナルカラーに合ったコスメを探すのが楽しくなりそうです。
雑な感想となりましたが、読んでくださってありがとうございました。
それでは。
ちらりと顔を覗かせる差し色たち
お久しぶりです。約1年ぶりの更新となりますが覚えていらっしゃいますか、このブログの存在を。
私は忘れていました。
いやはや時が経つというのはこうも早いものなんですね、びっくりです。新年も明け、元号まで変わってしまったとは。一応2018年のベストコスメ記事を途中まで作ってはいたのですが、というか完成目前だったのですが、1枚だけ画像を撮り忘れていてそれで全部が嫌になって諦めました。
あとまあやっぱり圧倒的にtwitterが楽ですね…。
御託はさておき、早速本題に。
私のtwitterをご覧くださっている方ならたまにお見掛けすることもあるのではないかと思いますが、私は目尻、目頭のどちらかに差し色として全体のアイメイクの色味とはちょっと違った色を使うのが好きでよくやっています。
今日はブラウンメイクをするときに差し色としてよく使うアイシャドウについて。
ほとんど同じ色じゃねーかってなるかもしれないけど、どれも好きだから許してね。
よく使うのはこの5つのアイシャドウ。
これらを目尻に使うと肌に馴染みがちなブラウンメイクが一気に印象深いものになるので本当に好きなんです。
スウォッチはこちら。
左から順番に簡単に紹介していきますね。
1、SUQQU デザイニング カラー アイズ 105 洸砂 (限定)
これは一昨年の限定だったかと思います。このパレットのブラウンもとっても好きなんですけど、今回は右下のウォームグレーをご紹介します。
クリームシャドウでマットベースに微細なラメの入った温かみのあるグレーです。なので輝きの強いブロンズメイクなんかをやってもこれで目元を軽く締めると、なんとなく雰囲気が纏まります。だけどきつさはなくてやんわりと纏め上げてくれる感じです。私がよくやっているマットブラウンメイクとの相性は抜群です。これをベースにその上にアイシャドウを重ねても深みのあるメイクができて、尚且つよれることもないので重宝しています。
2、NARS シングルアイシャドー TROPIC
マットベースのなんていうだろう?くすんだターコイズカラーかな?に大粒のラメがザクザク入ったなんともおしゃれなアイシャドウなんです。これはもうNARSのシングルの中でも1、2を争うくらい好きです。マットのこの色を目尻にアイライン代わりに引くと、本当に垢抜けます。私の雰囲気や肌の色にも合っているのだろうけど。私のメイクテーマの一つに‘’温かみのある色を使って顔の温度、湿度を下げる‘’というのがあるんですけど、これを使うとそれが完成するというか達成されるのでとても好き。ラメ落ちはまあ致し方ない。
3、NARS シングルアイシャドー GANGES
サテンのような質感のグリーンのアイシャドウ。これもかなりのおしゃれカラー。twitterで仲良くさせていただいている方に、DABさん絶対好きだよ、とおすすめしていただいて買ったのですが、本当によくわかっていらっしゃる…。これは質感的にも前述したTROPICより使いやすいです。この深みのあるグリーンを目元に入れるとなんとも言い難いアンニュイさというかどこか陰のあるような目元に仕上がります。攻撃的でも柔和でもなく、ただ自分とそこにあるものを対峙させてくれるような、しかしながらそれは純粋無垢とも言い難く、多くのものを知ってなお、ただ対峙することを望んだ人のような、そんな雰囲気です。
4、TOM FORD プライベートシャドウ 04 フォトグラフィック ビニール
シマーなブルーのアイシャドウ。これは今回紹介する中では一番出番が少ないかな。しっとりとした粉質でかなり伸ばしやすいです。本当にびっくりするくらい粉質がいい。瞼に乗せると結構明るめに発色するので、透明感を出したいようなベージュメイクの時に使うことが多いです。シマーなので、全体をあっさりとしたベージュメイクにしてこれを目尻にアイラインよりも広めに乗せると異なる質感の調和が美しいですよ。
5、レ キャトル オンブル 288 ロードムービー
これもパレット自体が言わずもがな美しいのですが、今回は左上のカラーにフォーカスを当ててお話しします。これが出た時に、絶対に手に入れると意気込んで買いました。右上の砂地を彷彿とさせるシマーなウォームブラウン、右下の舞い上がる砂煙のようなグレーががかったマットベージュ、左下の深い夜空のようなダークブルー、そして左上のシマーなブルーグリーン、このパレットの配色からなにからすべて好きです。
本当に暑い夏にぴったりのアイシャドウ。シマーのカラーの発色と粉質が特に素晴らしくて、アイライン代わりに使っても簡単に瞼に乗せることができます。左上のブルーグリーンはいやらしくない控えめなシマーなのでマットなメイクに合わせてもシマーなメイクに合わせてもはたまたラメと合わせても問題なく使える結構使いやすいアイシャドウです。これは前述したSUQQU、NARSのアイシャドウとは違ってアイメイクを締めるというよりかは、もう一つの個性として前に打ち出すような使い方がいいと思います。
いかがでしたか。似たような色ばかりでしたが、この手の色味がとても好きなのでもし他におすすめなんかがありましたら、教えていただけると幸いです。
では。
2018年上半期ベストコスメ
こんばんは。
早いものでもうあと2週間ほどで2018年も折り返しとなりますね。はやい、時の流れは早いです…。ということで、2018年上半期で私がよく使ったコスメをベストコスメという形でご紹介させていただければな、と思います。
私がよく使ったコスメはこの7つです。
twitterに先にアップロードしたものとは少し違っていますが、大方一緒です。では、詳しく感想をば。
1、NARS デュオアイシャドー 3912(限定)
これは、2017年のベストコスメにも選ばせていただきました。twitterをご覧になってくださっている方からすれば、いい加減お前はこのアイシャドウから卒業しろ!!!と言いたくなるでしょうけれど、すみませんがこれについて語らせてください。
もうね、本当に素晴らしいアイシャドウ。これ一つでアイメイクが完結します。このブラウンのようなパープルのようなローズのような絶妙な深みのある色を瞼に乗せるだけで、物憂げな雰囲気を作り出せるんです。下手な小細工要りません。とてもぼかし易く、ブラシ一本あれば簡単にきれいなグラデーションが作り出せます。これについては個別で記事を作りたいなと思っていまして、鋭意製作中ですのでしばしお待ちを。
2、NARS デュオアイシャドー 3063
これは、私の記憶では確か鈴木えみさんが使用しているとのことで一時期話題になったものですよね(記憶違いなら申し訳ない)。くすみのあるベージュとピンクベージュの組み合わせで、私は左のカラーをアイブロウに、右のカラーをノーズシャドウに使っています。
まず、左のカラーについて。私はブリーチもしてある、かなり明るめのベージュの髪色(光の加減では金髪)なのでアイブロウの色には非常に困っていました。普通の明るいブラウンを使ってもどうしても眉毛が酷なりがちなんですよね。逆に明るいベージュで描こうとしても地眉毛に負けてうまく色が乗らないこともしばしば…。
ですが、このアイシャドウはしっかりと眉毛を描けるほどの発色を持ち合わせていながら眉毛のトーンを下げずにまさにハイトーンヘアーの私にはもってこいの色でした。
次に右のピンクベージュ。こちらも私の小さな悩みを解決してくれるものでした。ノーズシャドウって顔の中心に影を入れる行為なので、下手すると顔をくすませてしまうことがありますよね。鼻が低い私はノーズシャドウ必須なのですが、顔がくすむのが嫌でいつもハイライトを強めにしてなんとかごまかしていました。
でもこの色は顔をくすませることなくきれいな陰影を作れます。くすんだピンクベージュが肌に馴染みつつも、骨格を強調してくれるんです。もしノーズシャドウのくすみでお困りの方がいらっしゃいましたら、是非お手に取っていただきたいです。
3、MAC jade jaggerコラボ ミネラライズアイシャドウ×4 バーニング ナイツ(限定)
このアイシャドウは全色使っていたわけではありません。右上のベージュブラウンだけよく使っていました。まず、なんといっても発色がいい。艶の中にふんだんに含まれた多色ラメが瞼を立体的に見せてくれます。そしてミネラライズのシリーズだけあって、とても粉が柔らかく、一色できれいなグラデーションが作れます。
私はよくこのアイシャドウをベースに目の中央だけラメの強いカラーシャドウを乗せて、カラーメイクのベースとして重宝していました。瞼全体にカラーを乗せる勇気はないけれど、カラーメイクを楽しみたい、というときにカラーシャドウの邪魔をせずに、しかし瞼に自然な陰影を作ってくれるという、縁の下の力持ち的な役割としてとても好きでした。今後も大活躍するであろうコスメです。
4、資生堂 ルージュルージュ ピコ BR602 しょこら(限定)
2018年、私は勝手にリップスティックを買わないという誓約を交わしていました、勝手に。しかし唯一その誓いを破っても欲しくて買ってしまった商品がこちら。シアーなブラウンリップの中に多色ラメが輝くとてもかわいいリップです。
私はブラウンリップが大好きで、2017年はブラウンリップ収集に奮闘していたのですが、ブラウンリップって基本的に濃いんですよね。だからどんなシーンでも身に着けられるもの、というわけではありません。
ですが、このしょこらは比較的TPOを選ばず着けやすいものだと思っています。シアーだけどきちんとブラウンで、簡単に顔の印象を大人っぽくしてくれます。みずみずしいので着け心地も良い。ブラウンだからと言ってモードな印象になるわけでもありません。とにかく、使いやすい。その一点でいつでもポケットに忍ばせていました。
残念なのは限定物ということですね、こんなに多くの人に手に取っていただきやすいブラウンリップなのだから、是非とも資生堂さんには定番化をお願いしたいです、何卒。
5、NARS パワーマットリップピグメント 2760
好きすぎて、名前も品番も覚えた。欠品続きの大人気商品2760、スローライド。ソフトブラウンピンク色のこちらはtwitterでもかなりの人が愛用しているように見受けられます。こちらはしょこらとは打って変わって、非常にマットな仕上がりです。とにかくマット。ですがピンク交じりのブラウンなので、モードな印象を作りつつもどこか柔らかい雰囲気を残してくれます。
そしてとにかく落ちない。喫煙者の私にとってリップが煙草につくというのは非常にストレスがたまることなのですが、このシリーズは本当に着かない。このシリーズはスローライドも併せて4本持っていますが、どれも愛用しています。喫煙者でフィルター汚れる問題にお悩みの方は、是非。
6、RMK インジーニアス パウダーチークスN 11 ブラウンベージュ
これは、ベージュチークの記事でも紹介したので割愛しますが、シェーディングにしてもよし、そばかす風チークにしてもよし、なとにかく使いやすいチークです。1つ持っていて損はないと思います。
7、CHANEL ガブリエル
これはコスメ枠に入れるかどうか悩んだのですが、上半期、本当に愛用していたので紹介させてください。
オレンジブロッサム、イランイラン、ジャスミン、グラース チュベローズの4つの白い花々で構成されているこの香水は、自由な女性らしさを象徴する意味を込めて作られたそうです。
自由であり、情熱的である女性だって、いつだって強く気高くいられるわけではありません。ふとした時に心が折れそうになってしまうこともあります。ガブリエルはそんな心を優しく抱き留めてくれる。そしてまた立ち上がることができるように、そっと背中を押してくれる。そんな優しさのある香水です。
私が参っているときはいつもガブリエルがそっと背中を支えてくれます。2018年前半戦は、生活環境がガラッと変わり、気持ち的に落ち込む日々が多かったのですが、いつもガブリエルがそばにいてくれたような気がします。
そんな個人的な思い入れがある香水です。
以上7点が、私の2018年上半期ベストコスメでした。長文になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。
それでは。
MACでの購入品
こんばんは。昨日はMACでお買い物してきたので、簡単にお披露目させて下さい。
購入品はこちら。
左から
テクナコール スカイスケープ(廃盤決定)
エクストラ ディメンション ブロンジングパウダー ゴールデン リンス
スモールアイシャドウ サン,タン アンド リピート
エクストラ ディメンション アイシャドウ アマラス アロイ(廃盤決定)
スウォッチはこちら
アマラスアアロイと今期のシャネルのコレクションから発売されているエクラ エニグマティックというアイシャドウが似ているかなーっと思って比べてみました。
左がエクラエニグマティック、右がアマラスアロイです。比較してみると意外とアマラスアロイはブラウン寄りなことがわかりますね。
このアマラスアロイはずっと欲しかったものなのですが、このたび廃盤が決定したので急いで買いに行ってきました。ほしい方は店頭在庫分しかもう無いそうなので、お早めに。
そして今回一番惹かれた、サン,タンアンドリピート。今回のコレクションのテーマは”夏の夜”だそうで、公式ホームページにはこんな記載が。
現実なのか幻覚なのか。蒸し暑い夜の蜃気楼の中、息を飲むほど輝く眩い光。
ウルトラバイオレット、マジェンタ、ブロンズの魅惑的なカラーで、夏の夜に輝く幻想の世界に足を踏み入れて。
本当に記載通りの幻想的な雰囲気を醸し出してくれます。
ところで、このアイシャドウ、色合いが同じくMACのスモールアイシャドウ クラブにとってもよく似ているんですよね。
ということでスウォッチがこちら。
左がクラブ、右がサン,タンアンドリピートです。全体的にサン,タンアンドリピートの方が色が濃い目なのとラメ感が強いかなという感じですが、色合いはよく似ていると思います。もしサン,タンアンドリピートが手に入らなかった方はクラブをご覧になってみるのも良いかもしれません。
久々にMACでお買い物をしたのですが、MACのBAさんにコレクションに合った個性的なメイクをしていただくというのは本当に楽しいですね。自分では思いつかないような組みあわせで本当に素敵なメイクをしてくださるから、ついつい財布のひもがゆるんでしまいますね。でもこういう楽しみが店頭で買う良さだよな、ってしみじみ思いました。
それでは。
引用元
Mirage Noir Collection Page | MAC公式オンラインショップ
ベージュのほっぺ
こんばんは。
チークって魅力的ですよね。私にとってのチークは朝、地獄の淵から這い上がってきたかのような今にも死にそうな顔を一瞬にして生還させる素晴らしい魔法のコスメです。上気したかのような頬、フレッシュな頬、はたまたモードな雰囲気の頬、いろんな頬を作ることができます。色も様々で、王道のピンクから始まり、オレンジ、ローズ、レッド、最近では黄色も人気ですよね。
そんな中で私は、ベージュのチークが大好きです。ベージュのチークって骨格を意識させるメイクには大活躍ですけど、それ以外にも意外と可愛らしい雰囲気を出すこともできるんです。そんな素敵なベージュチークを手持ちですが紹介させてください。
まずは私の手持ちの6選をどうぞ。
ほかにも練り状のものなんかもいくつかあるのですが、今回は使いやすいパウダーチークを。
スウォッチはこちら。
前回のブラウンシャドウの記事
のときと同じく、みんな違ってみんないいですね。意外とそれぞれに特徴があって、肌に乗せた時の印象がガラリと変わるので面白いんですよ。
では、すこし細かく紹介していきます。
1、MAC ミネラライズ ブラッシュ コスミックフォース
ニュートラルなヌードベージュ。とても使いやすいです。これをこめかみから頬の中心に向かって斜めに入れると、自然な陰影ができて輪郭が引き締まって見えます。横から見ても不自然になりにくいです。ミネラライズのシリーズなので、粉が非常に細かく且つ柔らかくブラシにも取りやすいです。高発色ではないので調整しやすいところも良い。またマットなところも気軽に手に取りやすい要員かなと思います。
2、MAC×ジェイドジャガー ミネラライズ ブラッシュ ムーンシマー
こちらはコーラルピンクとブラウンベージュのマーブル状になったチーク。コスミックフォースより温かみがある色です。また、こちらのチークは少しシマー感があるので、コスミックフォースと同じような使い方をしても艶感が残るため、艶肌にしたいときはこちらを使っています。
3、バーバリー ライトグロウ PF 07
少し色の濃い目のマットなピンクベージュ。これを、頬骨の下あたりにドーンと乗せてから頬骨をなぞるように上へスライドさせていくと、骨格を意識したモードな顔になります。ピンクの混じった色なので、顔の中心に持ってきてもくすまないんです、不思議。
次の3つ。
4、SUQQU ピュアカラーブラッシュ 09 彩陽炎
名前の通り、陽炎と呼ぶには少し色を感じさせるこちらは、手持ちの中では一番艶感があります。またピンクベージュなので目元も口元も濃い目の色を持ってきたときに、チークは薄くしたいけどベージュを持ってくるには調和がとれない、なんて時にとても活躍します。ほんのり頬に色を乗せてくれるのに主張しない奥ゆかしさが好きです。
5、NARS ブラッシュ MADLY
オレンジコーラルベージュのこちらは、健康的な顔を作りたい時にもってこいです。 目の下から鼻にかけて乗せれば、日焼け風チークになります。艶感も相まってまさにヘルシー!ただしかなり発色がいいので、ご使用の際はご注意を。
6、インジーニアス パウダーチークス N 11 ブラウンベージュ
手持ちのチークの中で一番使用回数が多いであろうこのチーク。淡い黄みよりのチークなのですが、なんといっても使いやすい。マット且つ高発色ではないので調整が効きやすいですし、シェーディング要員としても使い勝手がいいです。個人的には目頭側から斜め下に乗せることでそばかす風な頬を演出させるのが好きです。
以上簡単にですが6つ紹介させていただきましたが、いかがでしたか。ベージュチークといってもこれだけ多種多様ですし、1つ持っておくといろんな使い方ができます。是非ご自身のお気に入りのベージュチークを探してみてはいかがでしょうか。
それでは。
ブラウンシャドウの虜
こんばんは。
アイシャドウというものに魅せられて数年がたちますが、その中でもブラウンシャドウというものが非常に好きです。今回は手持ちのブラウンシャドウの中から7つのアイシャドウについてお話ししたいと思います。
まずはこちらをどうぞ。
どれも似て非なるものですよね、わかります。どれも素敵ですよね、とてもわかります。では一つずつ簡単に紹介させてください。
1TOM FORD アイカラークォード ラストダンス
クールベージュブラウン。シルクのような慎ましい光沢感が出るアイシャドウ。
2DIOR 5COULEURS COOL WAVE 597/HEAT UP(限定)
夏にぴったりのウォームトーンのオレンジブラウン。
3PAT MCGRATH LABS MOTHERSHIP SUBLIME
ニュートラルなベージュブラウン。
4CHANEL アンプラント デュ デゼール(限定)
こちらも夏にぴったりの光沢感のあるウォームブラウン。
5CHANEL LES 4 OMBRES 288/ロードムービー
マットだけど少し光沢感のあるニュートラルなブラウン。
6SUQQU UK デザイニングカラーアイズ 琥珀宵(限定)
微細なラメが美しい王道ブラウン。
7TOM FORD アイカラークォード コニャックセーブル(廃盤)
こちらもウォームトーンの王道ブラウン。私がこの世で一番好きなアイシャドウパレットです。
簡単に紹介しましたが、いかがでしたか。”ブラウン”と言えど、これだけ多種多様な色合い、質感、雰囲気があります。奥が深いブラウンシャドウ。これだからブラウンシャドウ探求の旅をやめることができません。みなさんもとっておきのブラウンシャドウを探す旅に一緒に出掛けませんか?
それでは、また。